ロート製薬の副業解禁と会社員副業の実態

大手製薬会社のロートが公に副業をしてもいいと発表しました。

視野の広い人材を育成することが目的としていて、希望者は申告書を人事部に提出したうえで面談などをして決めるのだとか。
勤続3年以上の国内正社員を対象としています。

今までも会社に黙って副業していた人はいると思いますが、一般的には大手の会社で就業規則で副業禁止規定を定めているところが多く、副業を認めているところは少数派です。
なので、ロート製薬のこの決定は一石を投じたと言っても過言ではないでしょう。

この決定を見て「あのロート製薬が副業を認めるほど日本の社会は不景気なんだ…」などとネガティブに評価する声も聞かれますが、本当に(失礼!)幅広い人材の育成が目的であれば、なかなか風通しの良い決定であるようにも思います。

副業を考える社員には、もちろん私のように将来の年金を危惧しての金銭的な目的を持っている人が多いと思いますが、中には週末に他社でコンサルティングをしていたり翻訳をこなしていたりと優秀な人材が更なる活躍の場を求めて副業をしているケースも多いのだとか。

そういった意欲的な人材であれば、杓子定規な副業禁止規定などで縛るよりも、むしろ積極的に副業を解禁することによって会社内だけの井の中の蛙にせずに柔軟な発想を伸ばすことが可能になりそうです。

そもそも副業禁止規定は副業によって会社の業務に支障をきたすことを防ぐ事を目的としていますが、逆に考えれば副業を出来る程度に労働条件が恵まれているとも言えます。

今後の動向が気になるところです。